八分音符とは?種類や意味・記号・覚え方をわかりやすく解説

音楽の授業や楽譜を読むときによく見かける「八分音符」ですが、その正しい意味や使い方を知っていますか?
今回は、八分音符の特徴や記号、四分音符や十六分音符との違い、ビジネスや日常の場面での覚え方まで、わかりやすくたっぷり解説します。

目次

八分音符の基本|意味や特徴を知ろう

八分音符は音楽のリズムを作る大切な要素です。
ここではその特徴や記号、読み方を徹底解説します。

八分音符の意味と音価

八分音符とは、1拍を8等分したうちの1つ分の長さを表す音符です。
代表的な4/4拍子では、1小節を八分音符で数えると全部で8つの音が入ります。
八分音符の持つ時間(音価)は、四分音符の半分です。
つまり、四分音符が「ターン」と鳴る長さなら、八分音符は「タタ」と倍の速さで鳴ります。
音楽でリズムを刻むときには、この八分音符の感覚がとても重要です。
八分音符は、テンポやリズムの細やかな表現に欠かせない存在です。

八分音符の記号と書き方

八分音符の記号は、黒い●の音符の頭に棒(符尾)が上か下に伸び、そこに1本の旗(符鉤)がついています。
単独で使うときは旗が1本、複数並ぶときは旗の代わりに「連桁」と呼ばれる横棒でつながります。
例えば、2つの八分音符が続く場合は、連桁でつなげ「♪♪」のような形になります。
書く際は、音の高さによって符尾が上に伸びるか下に伸びるかが決まります。
譜面で見かける頻度も高いので、しっかり記号を覚えておきましょう。

八分音符の読み方と発音

八分音符は「はちぶおんぷ」と読みます。
英語では「eighth note(エイス・ノート)」と呼ばれます。
リズム練習の際には「タ」「タッ」「タタ」など、短い発音で区切ることが多いです。
実際に声に出してリズムを取ることで、八分音符の感覚が身につきやすくなります。
リズム感を養うためにも、八分音符の読み方と発音をしっかり覚えておきましょう。

名称 記号 音価(長さ)
八分音符 四分音符の半分

八分音符の使い方|他の音符との違い・覚え方

ここからは八分音符の使い方や、よく似た音符との違い、覚え方のコツを詳しく解説します。

四分音符・十六分音符との違い

音楽には八分音符以外にも、四分音符や十六分音符などさまざまな音符があります。
四分音符は八分音符の2倍の長さ、十六分音符は八分音符の半分の長さです。
八分音符はリズムの中間に位置し、速すぎず遅すぎないテンポを表現できます。
四分音符だけだと単調になりがちですが、八分音符を加えることで音楽がいきいきと動きます。
また、十六分音符が加わるとさらに細かいリズム表現も可能です。
それぞれの音符の違いをしっかり理解しておきましょう。

八分音符の練習方法と覚え方

八分音符のリズム感を身につけるには、まず手拍子や口唱で練習するのが効果的です。
「タタ」「パンパン」と1拍を2回に分けて打つ練習を繰り返しましょう。
また、身の回りの音楽(ポップスやアニメソングなど)で八分音符がどこに出てくるか探してみるのもおすすめです。
八分音符は2つで1拍分なので、「1と2と3と4と」と数えてみると、リズムの取り方が分かりやすくなります。
実際に楽譜を書いたり、歌ってみたりすることで、記号やリズムが自然と身についていきます。

八分音符の使われ方とリズムのバリエーション

八分音符は、さまざまなジャンルの音楽で頻繁に使われます。
たとえば、行進曲やポップス、ロック、クラシックなど、幅広い楽曲で八分音符はリズムの基礎となります。
また、八分音符を組み合わせて「シンコペーション」や「スウィング」など、独特のリズムを生み出すこともできます。
八分音符は単独で使うだけでなく、連続して使ったり、休符と組み合わせたりすることで、リズムにバリエーションが生まれます。
これにより、曲がより表情豊かになるのです。

音符名 記号 特徴
八分音符 1拍を2分割、旗1本または連桁
四分音符 基本の1拍
十六分音符 八分音符の半分、旗2本または連桁2本

八分音符の記号と楽譜での見分け方

八分音符は楽譜上でどのように表記され、どうやって見分けるのでしょうか。
実際の楽譜を読むときのポイントや注意点を紹介します。

八分音符の記号のポイント

八分音符は、黒い●と1本の旗が目印です。
複数並ぶときは、旗ではなく連桁(横棒)でつながります。
八分音符の旗や連桁は、十六分音符や三十二分音符よりも本数が少ないのでパッと見で見分けやすいのが特徴です。
また、符尾の向きも上下で異なり、高い音は符尾が下、低い音は符尾が上になることが基本ルールです。
楽譜を読む際は、音符の形をよく観察しましょう。

八分音符の休符とその使い方

八分音符と同じ長さの「八分休符」もよく使われます。
八分休符は、音が鳴らない「お休み」の記号で、見た目は「7」を逆さまにしたような形です。
八分音符と八分休符を組み合わせることで、メロディやリズムにメリハリやダイナミズムを加えることができます。
演奏や歌唱の際には、休符のタイミングも正確に守ることが大切です。

八分音符に関するよくある疑問

八分音符について「二つで一拍になるの?」「連桁と旗の違いは?」「どこで使われているの?」など、よくある疑問を整理しておきましょう。
基本的に、八分音符2つで四分音符1つ分の長さになります。
連桁は複数の八分音符をつなげる横棒、旗は単独の八分音符につくものです。
実際には、ほとんどのポップスや童謡、クラシックなどあらゆるジャンルで使われています。

記号 名称 特徴・使い方
八分音符 1本の旗、連桁でつなぐ
𝅘𝅥𝅯 八分休符 音の「お休み」を表す

八分音符の正しい使い方と注意点

八分音符を使うとき、正しいリズムや表現方法、注意点にはどんなことがあるでしょうか?
実践的なポイントを押さえましょう。

八分音符を演奏・歌うときのコツ

八分音符を正確に演奏したり歌ったりするためには、「1拍を2つに分ける」という感覚を体にしみこませることが大切です。
「1と2と3と4と」とカウントしながら手拍子や指を使ってリズムを刻む練習を繰り返しましょう。
特に複数の八分音符が続くときは、均等な速さでリズムを取ることが重要です。
また、八分音符と休符、他の音符が混ざっている場合も、しっかりカウントしながら練習するとミスが減ります。

八分音符を使ったリズムパターン

八分音符は単純に続けて使うだけでなく、さまざまなリズムパターンに応用できます。
たとえば、「八分音符+休符」「八分音符→四分音符→八分音符」など、組み合わせ次第でリズムに変化をつけられます。
リズムトレーニングや作曲の際には、八分音符を軸にしてバリエーションを生み出すことができるので、アイデアも広がります。
自分でリズムを作ってみるのも楽しいですよ。

八分音符の間違いやすいポイント

八分音符を使う際に多いミスとして、「旗の本数を間違える」「連桁のつなぎ方が不正確」「リズムが均等でない」などがあります。
正しい八分音符は旗1本、連桁も1本でつなぎます。
十六分音符や三十二分音符と混同しやすいので、記号の違いをしっかり覚えておくことが大切です。
また、リズムが不揃いになると演奏や合奏でズレが生まれるので、必ず均等に刻む練習をしましょう。

ポイント 注意点
旗の本数 八分音符は1本、十六分音符は2本
リズム練習 均等に刻む・休符も意識
連桁の使い方 音符同士のつなぎ方に注意

まとめ|八分音符をしっかり覚えて音楽を楽しもう

八分音符は、音楽の世界でとても大切なリズムの要素です。
記号の特徴や使い方、四分音符や十六分音符との違いをしっかり理解し、リズム感覚を身につけることで、演奏や歌、作曲もより楽しくなります。
「1と2と」とカウントしながら、八分音符のリズムをしっかり体に覚えさせましょう。
きっと、音楽の世界がもっと広がります。

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