ファーストリテイリングの平均年収は 1,179万円!評価制度、福利厚生も!

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ファーストリテイリングの平均年収は 1,179万円

有価証券報告書(2024年8月期)によると、ファーストリテイリングの平均年収は1,179万円、平均年齢は38.5歳です。直近7年間では1,000万円前後で推移していましたが、2023年の1,148万円を経て2024年に再び最高水準を更新しました。

年度 平均年収 平均年齢
2024年8月期 1,179万円 38歳6か月
2023年8月期 1,148万円 38歳10か月
2022年8月期 959万円 38歳0か月
2021年8月期 963万円 37歳8か月
2020年8月期 901万円 37歳10か月
2019年8月期 900万円 38歳4か月
2018年8月期 877万円 38歳1か月

参照:https://www.fastretailing.com/jp/ir/

ファーストリテイリングの職種別平均年収

同社はJ→S→M→E→Kの5グレードで給与レンジが決まっています。以下は総合職・グローバルリーダー職の目安です。

グレード 主な役職 年収レンジ
J 店舗・本部社員 350〜600万円
S 店長・SV 500〜1,000万円
M 店長・リーダー 800〜2,000万円
E 部長クラス 2,000〜4,000万円
K 執行役員 4,000万円〜数億円

ファーストリテイリングの評価制度

年2回のMBO(目標管理)を採用し、個人評価ボーナスと業績連動決算賞与が支給されます。成果主義が徹底されており、昇格・降格が半期ごとに発生します。

ファーストリテイリングで働く人の特徴

・数字で語る文化を重視し、実力がある若手でも半年〜2年で店長に抜擢されるケースが多い。
・グローバル展開志向が強く、海外勤務や多国籍チームで働く機会が豊富。
・トップダウン型の意思決定が速い一方、ハードルの高い目標が設定されるため自己成長意欲が高い人材が集まる傾向。

ファーストリテイリングの働き方・残業時間

指標 数値(2024年)
平均時間外労働 16.3時間/月
年間休日数 135日
平均有給取得 14日

ファーストリテイリングのの福利厚生

社会保険完備

健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険の各種社会保険が全社員対象で適用されます。

慶弔見舞金

社員本人や家族に慶事や不幸があった場合、社内規定に基づき慶弔見舞金が支給されます。

産前産後休暇・育児関連制度

  • 産前産後休暇制度(健康保険より給与の2/3が出産手当金として支給)
  • 社会保険料免除制度(休業中は保険料免除)
  • 育児休業制度(子どもが1歳、父母とも取得の場合は1歳2ヶ月まで)
  • 育児休業給付制度(雇用保険より最大67%、6ヶ月経過後は50%支給)
  • 育児短時間勤務制度(一日最大2時間短縮可能)
  • 看護休暇(子が小学校4年生の始期に達するまで有給取得可能)

介護関連制度

  • 介護休暇制度(家族一人につき年間5日、二人以上で10日まで取得可)
  • 介護休業制度(休業中は雇用保険から給与の67%が支給/93日間まで)
  • 介護短時間勤務制度(1日最大2時間短縮、最長3年まで)

社員割引制度

ジーユーのアイテムを社員割引価格で購入可能です。

社員持株制度

積立投資による資産形成が可能。会社の成長と連動した資産運用ができます。

確定拠出年金制度(ファーストリテイリング型401k)

毎月の積立金を運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取れます。

自己申告制度

異動希望やキャリアプラン、働き方の事情を申告することで、個人の意向に配慮した人材開発や労働環境の整備につなげています。

社内公募制度

全社員対象で部門やグローバル案件への挑戦を公募。キャリアアップやキャリアチェンジの機会を提供しています。

カムバック制度

退職から5年以内であれば再入社が可能(最大で退職時のグレードを維持)。ただし再雇用の保証はありません。

ファーストリテイリングの求人紹介

求人紹介① 店長候補(ストアマネージャー)

求める人材

リーダーシップとKPI達成へのコミットメントを持ち、最短半年でS〜Mグレードへ昇格できる方。

求人紹介② グローバルリーダー(本部企画)

求める人材

英語ビジネスレベル、事業横断のプロジェクト経験、データ分析スキル必須。Eグレード以上を視野に入れたポジション。

選考フローと対策ポイント

①Webエントリー → ②一次面接(人事) → ③二次面接(現場) → ④最終面接(役員) → ⑤内定。
ケース面接・英語面接が組み込まれるため、数値での実績説明と英語プレゼンの準備が鍵です。

転職市場におけるファーストリテイリングの位置づけ

年収1,000万円超の水準、世界3位のSPA売上規模、中途採用の積極拡大により「難易度A」の人気企業として評価されています。

ファーストリテイリングで得られるキャリアパス

J→S→M→E→Kのステップを平均5〜7年で駆け上がるケースも。
店長経験後に海外事業やDX推進本部に異動し、部長・役員クラスへ到達する実例が多数。

社員のリアルボイス

・「成果主義なのでプレッシャーも大きいが、20代で年収1,000万円も狙える」
・「トップダウンだが意思決定が早く、成長角度は高い」
・「店舗勤務は土日勤務が基本。ワークライフバランスは部署で差が大きい」

今後の展望とリスク要因

2025年導入の新報酬制度で本部・営業正社員の年収が最大11%アップ、抜擢で最大54%アップの可能性が示されています。
一方、成果未達時の降格リスクやグローバル経済変動による業績影響がリスク要因です。

まとめ

ファーストリテイリングは高年収・高速昇進を実現しやすい一方、成果主義の厳しさとグローバルシフトへの適応力が求められます。
「実力でキャリアを切り開きたい」人にとって、同社は最適な成長フィールドと言えるでしょう。

「MBTI®=16personalities」ではありません。

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